iPhoneの標準アプリの一つ「時計アプリ」には、iOS10から、『ベッドタイム』という新機能が追加されましたが、従来のアラーム機能を使っていたので、あまり気にかけていませんでしたが、せっかくなので使ってみることにしました。
といったところで、今回はiPhoneに搭載された新機能ベットタイムについて、今更かもしれませんがご紹介してみたいと思います。
目覚まし機能『ベッドタイム』設定の流れ
ベッドタイムは、一番最初の起動時のみ「開始」をタップして各設定を行なっていきます。
後述しますが、2回目以降は、オプションやメイン画面で設定を変更する事になります。
設定の流れは、まず「起床時間」を決めます。
アラームをオフにする曜日を設定します。
例えば、日曜は休みなのでゆっくり眠りたいという事であれば、「日」のところをタップしてアラームをオフにします。
アラームのオンオフがあくまで曜日ベースなので、土日以外の祝祭日については、細かく設定できる訳ではありませんので、そういう場合はベッドタイムの機能そのものをオフにするしかないありません。
曜日ごとのアラームオンオフの次は、「毎晩、何時間の睡眠が必要ですか?」とありますので、1時間刻みで選択します。
睡眠時間については、成人のほとんどが7時間から8時間必要と表示されていますが、ここは個人差がありますので、ご自分の最適な時間を設定願います。
ちなみに、私の場合は6時間睡眠がベストのように感じています。
※今回の設定はあくまで仮の時間にて設定しています。
これで、起床時間と必要な睡眠時間が決まりましたので、就寝時刻が自ずと決まります。
それに対して、就寝時刻を知らせるリマインダーの設定を行ないます。
就寝時刻の1時間前から15分刻みで選ぶ事になります。
そして最後に、起床時間に鳴るアラームのサウンドを選択します。
このサウンドは、よくあるいきなり大音量で飛び起きるようなものではなく、最初は静かに鳴り始め、次第に音量が上がってくる感じで、びっくりして目が覚めるというものなどではありません。
ゆったりと目覚めさせる感じです。
これで設定はすべて完了となりますので、最後に向って一番右上の「保存」をタップします。
ちなみに、設定を保存する画面に出ているバーの位置がキレイに揃っていく事が理想の睡眠となります。
設定後は、画面の向って左上部の「オプション」から、曜日やサウンドなど、最初に行なった設定を変更する事ができます。
時刻設定については、月と鐘のアイコンがある丸みを帯びたバーは、指でドラッグすることで就寝時刻と起床時刻の設定ができ、設定に応じた睡眠時間が自動表示されるようになっています。
やっておきたいおすすめの設定項目と便利機能について
おすすめの設定としては、就寝時刻を知らせるリマインダーについては、1時間前にしておいて、そこからはスマホやPCの利用を止めて、本を読んだりするなどリラックスタイムにしておくと、眠りの入りが良好になると思います。
起床時のアラームについては、スヌーズ機能がついていますので、iPhoneの画面上に、「スヌーズ」(画面中央)、すぐに起きるのであれば、画面再下部の「停止」をタップすればOKです。
二度寝防止のスヌーズは、二度寝の気持ちよさに勝てない人には便利な機能かもしれませんが、出来れば停止での起床がおすすめかと・・・。
最後に、ベッドタイムのメイン画面の一番下にある「その他の履歴」をタップすると、「睡眠分析」に画面が切り替わります。
日、週、月、年の睡眠時間に関する統計データを確認出来たり、同じく標準搭載の「ヘルスケアアプリ」と連動させると言った事が可能となりますので、それなりに体調管理をiPhoneで行なうことができるようになります。
良質な眠りが良好な体調に良いとは分かっていても中々できなかったりするのが日々の安定した睡眠ですが、iPhoneをご使用の方は、まずベッドタイムから始めてみてはいかがでしょうか。