先日、国産スマホの苦戦が報じられていましたが、日本でのスマホ所有者の6割がiPhoneとも報道されています。
実際、自社、クライアント含め、サイトやブログへのモバイルからのアクセスの多くがiPhoneなのも事実。
個人的にも勿論?iPhoneユーザーなのですが・・・。
そんな中、苦戦する国産スマホメーカーの一つ、ソニーも、「Xperiaシリーズ」の普及が伸び悩んでいる状況で、スマートフォン事業は赤字というのが実情のようです。
ただ、ソニーの場合、自社のスマホは苦戦していても、ある部品での利益が凄い事になっているようです。
iPhoneにソニー製イメージセンサー搭載でがっちり?
ソニーでは、ある部門に限って言えば、ライバルであるiPhoneが売れれば売れる程に利益が上がるという現実があるようです。
それは、iPhoneに搭載されている、「イメージセンサー」です。
これまで、iPhoneの多くに、ソニー製のイメージセンサーが採用されており、今年の秋頃?に発売されるであろうiPhone6S(仮称)でも、ソニーのイメージセンサーが採用されると見られています。
では、iPhoneのイメージセンサーで、ソニーは一体どれくらいの利益があるのでしょうか・・・
このあたりの数字については、ガジェット関連のメディアである、「PhoneArena」が算出しており、その額は、iPhoneが1台売れるごとに、ソニーは日本円で約2,400円の利益を得る事が出来ているというのです。
ちなみに、Appleでは、第1四半期の決算で、およそ8,000万台くらいのiPhoneを販売していると発表しています。
そこから算出すると、iPhoneへのソニーのイメージセンサー搭載による利益は、1,900億を超える事になります。
ソニーにとって収益の柱の一つと言える部品となっているイメージセンサーですが、iPhoneが売れれば売れる程、自社のスマホは苦戦するものの、その一方で、別部門では利益がその分上がっていくというこの状況。
手放しでは喜べない複雑な状況であるとも言えます。
実際問題、ソニーとしてはどのような思いなのか?
誰かソニーに聞いてみてください・・・。