モノ作りや商品の販売やサービス提供を行っていると、販売するためだったり、新商品の企画を立てたりと、様々なアイデアを求められることになります。
売上を上げるために、今月は?来月は?と、会議が連発という経験は誰しもあることかと。
しかし、次から次へとアイデアが湧き出てくるようなことは希なのではないでしょうか?
それでもアイデアを絞り出さなければなりません。
そんな時に、オススメとまでは言い切りませんが(苦笑)
試してみてはいかがというところでご紹介したいのが・・・・・
「アイデア生産工場」です。
こちらはWEBで利用できるツールになります。
こちらのツールは、いわゆる「オズボーンのチェックリスト」というものになります。
オズボーンのチェックリストとは、アイデアを抽出するための手法の一つですが、ブレーンストーミングの考案者である、「A.F.オズボーン氏」が考案した会議方式です。
言わば、集団発想法や課題抽出といったものです。
アイデアが思う様に出てこない時などに、オズボーンのチェックリストを使って無理矢理にでもアイデアを出して行く事によって、思ってもいないアイデアが生み出されることが実現できるかもしれません。
多くの会議の場合、終わってみればたいして中身のないものだった経験は誰にでもあるかと思いますが、オズボーンのチェックリストによって、通常の会議と比べ生産性が高まる可能性はそれなりにあると思います。
肝心の「オズボーンのチェックリスト」についてですが、アイデアを発想するためのこちらのツールは、9つの視点によってアイデアを出していきます。
・転用(他に使い道はないか?)
・応用(他からアイデアを借りれないか?)
・変更(変えてみたらどうか?)
・拡大(大きくしてみたらどうか?)
・縮小(小さくしてみたらどうか?)
・代用(他のモノで代用できないか?)
・置換(入れ替えてみたらどうか?)
・逆転(逆にしてみたらどうか?)
・結合(組み合わせみたらどうか?)
これら9つの視点から見ていきアイデアを発想します。
アイデア生産工場の使い方一例
アイデア生産工場は、オズボーンのチェックリストをもとに、9つの視点からいくつかの例えをランダムに表示してくれますので、それらにあてはめながら発想をしていきます。
枠内にアイデア出しを行いたい単語を一つ入力します。
例えば、「ソフトクリーム」とします(苦笑)
入力後に、右横にある「のアイデアを考える」をクリックすると、9つの視点で複数の例えが表示されます。
これらに、今回の場合ですと「ソフトクリーム」をあてはめていきます。
「ソフトクリームの濃度を上げたら」
未だかつてない程ミルキーで濃厚な極上ソフトクリーム
疲れたときに食べたい、濃厚すぎるソフトクリーム
「ソフトクリームの配置を替えたら」
コーンの中にソフトクリームがぎっしり!ソフトクリームモナカ!今までにない食感♪
「ソフトクリームと◯◯を組み合わせたら」
パスタにソフトクリームをトッピングしたスイーツパスタ
「ソフトクリームの見た目を変えたら」
まさかの四角いソフトクリーム!
などなど、かなりざっくりとした例えにはなりますが、表示されている「お題」に対して発想していくことで、いくつか実現したら面白そうなアイデアが出てくるかもしれません。。。
中には、相当厳しいお題もありますが、これでもかと発想し続ければ、思わぬナイスな案が飛び出す可能性はきっとあるはず?
です(笑)
アイデア生産工場は、一人で発想するということもできますが、基本は会議など集団での発想の場での利用がオススメになります。
あなたの会社でも試しに取り入れてみてはいかがでしょうか?
PS. 注意点として、複数人で発想しアイデアを出す際は、絶対にやってはいけないこととして、「他人のアイデアを否定しない事」
これ、とても重要です。
例えそのアイデアが突拍子のないものだったとしても、何かしらヒントになることもありますし、何よりいきなり否定から入られて気分の良い人はいません(汗)
重要なのは、出来るだけ出す事です。
精査するのはその後の話になりますので、まずは沢山発想することを重要視することが大切になりますので、くれぐれもアイデア出しの際には他人を傷つけないようにしましょう・・・。