ウェブサイト(ホームページ)やブログを運営していると、「SEO対策」という言葉を見聞きする機会があると思います。
それ自体を商売にしている企業もあるくらい、ネットでの集客において重要事項なのは確かです。
キーワード、外部リンク、内部リンクなどなど、様々な対策が行なわれます。
しかし、ここ数年で行なわれた、グーグルの検索アルゴリズムのアップデート、「ペンギンアップデート」や「パンダアップデート」
そして「モバイルフレンドリー」などにより、検索エンジン側の使命として、「ユーザビリティ」を重要視する姿勢がより一層強くなっています。
そのような事もあって、最強のSEO対策はコンテンツの充実という、最も当たり前であり基本のところに注力する流れになっています。
一言に集約してしまいますと、「ユーザーが求める情報を提供する」という事になります。
スマホやPCなどで検索するユーザーが検索窓に打ち込んだ言葉から読み取れる「求められている情報」が、そのウェブサイトやブログに載っていなければなりません。
検索キーワードに適切な答えを返すのが必須という基本的な部分が、より重要視される傾向にあるのは良いことでもあります。
昔はヒットさせたいキーワードを羅列すれば検索結果の上位に来るような時代もありましたが、今となってはそのような行為は悪でしかありません・・・。
それでも、未だに無くならない行為でもあります(苦笑)
検索エンジンが日々進化する中、健全なコンテンツ制作が結局は最強のSEO対策ということは疑いようがありませんが、それ以外にも、これは外してはダメだと思われることもいくつかあります。
その一つが、サイトの表示速度です。
あなたのサイトのページの読み込み速度は大丈夫?
検索ユーザーが、欲しい情報を手に入れるためキーワードを打ち込み、その検索結果が表示され、気になるウェブサイト(ホームページ)のタイトルをクリックした際に、中々ページが表示されないサイトってありませんか?
以前は、インターネット回線が貧弱だったこともあり、全般的に速度そのものが遅い環境であったため、サイトなどの表示にかかる時間的な問題は多々ありましたが、光回線が一般的となり、スマホでの検索も高速化されている今、根本的な速度の問題は限定的になってきています。
にも関わらず、特定のサイトで中々ページの読み込みが進まないという経験は、少なからず誰しもあるのではないでしょうか。
この、閲覧しようとアクセスしたのにページの読み込みが遅くてサイトが表示されない状態になると、半数近いユーザーが離脱してしまうのです・・・。
実は、これもまた、グーグルの検索エンジン的にはアウトなものになります。
検索キーワードに適したウェブサイトなどを検索結果に表示させても、ユーザーがアクセスした際にそのページが中々表示されないとなれば、それはストレスになってしまいます。
検索エンジンとしては、そのような状況を出来るだけ避けたいという考えがあるため、SEO対策として、「ページの表示速度」も重要視しなければならないのです。
ウェブサイト(ホームページ)の表示スピードの高速化については、そもそものサーバーから改善しなければならないケースもあれば、ページ内に表示されている画像単位で改善する必要もあります。
写真を多く掲載している場合、そのファイルのサイズが大きければ、それだけ読み込みに時間を要します。
準備している、Jpegやgifなどのデータ容量が大きければ、サイト上にアップロードする前に軽量化を行なう必要があります。
画像の軽量化を簡単に出来るツールも色々ありますが、「JPEGmini」というソフトは、ブラウザ上からも手軽に利用可能です。
難点は、英語版であることと、無料で使用する場合は、画像を一枚ずづしか変換できないことです。
※有料版は複数画像の一括変換可能です。
こういったツールは複数ありますので、それこそ検索してみて下さい(苦笑)
ちなみに、私が使用しているのは、「Th-MakerX」というツールです。
こちらは、Mac用ですが、フリーソフトながら、画像の大きさも自由に設定出来、画質はそのままに軽量化をサクッと出来ます。
あくまで個人の感想ですが、フリーの画像軽量化ツールとしては、「Th-MakerX」が現時点では最強だと思います。
何はともあれ、検索ユーザーがストレスなくページにアクセスできるよう、コンテンツ制作時には画像の容量についてもチェックを行ないましょう。