来月、6月8日から開催が予定されているAppleの開発者向けイベントである「WWDC」の中で、次期OSである、「iOS 9」について何かしら発表があると見られています。
報道では、iOS 9については、旧型のデバイス(iPhone4Sや初代のiPadminiなど)にも最適化を予定していると言われています。
従来は、旧型のデバイスの場合、新しいOSを入れても、その動作が明らかに重くなるためアップデートをためらう人も少なくなかったと思います。
現在のiOS 8の場合、iPhone4Sでアップデートした場合、レスポンスが明らかに悪くなりましたが、次期、iOS 9においては新機能などの制限はあるようですが、快適な動作を実現できると見られています。
本当にiOS 9では、物を大事にするユーザーにも優しいのでしょうか・・・気になりますね。
iOS 9で変わる事とは?
Appleの新しいOS、「iOS 9」では、一体どのような新機能が搭載されるのか気になるところです。
現段階で予測される新機能としては、iPhone・Macで家電や家の鍵を管理出来る「HomeKit」なるアプリが開発されていると言われています。
複数のアプリを同時に表示する機能も搭載されるのではないかと見られます。
セキュリティの面でも、今回のiOS 9では、「Rootless」という新たな機能を搭載するようです。
Rootlessとは、管理者権限ユーザーの場合でも、Appleに保護されている特定のファイルにはアクセスを出来ないようにするもので、この機能により、これまでiPhoneの一部ユーザーが行っていた「脱獄」ができなくなるのではないかと思われます。
※脱獄については割愛致します。
呼んで時のごとく、Appleにとってはありがたくない行為だと思って下さい・・・。(それでもやる人はいると思いますが)
その他、信頼性に問題があるワイヤレスネットワークについては、暗号化して接続をする「Trusted Wi-Fi」の搭載や、iCloud Driveでの目もやカレンダーといったアプリのセキュリティも向上し全体的に安全性を高める対策を予定しているようです。
セキュリティ以外にも、現在Appleはアプリ開発に採用しているプログラミング言語「Swift」のバージョンアップの可能性もあるようです。
ここのところ微妙な製品も飛び出しているAppleですが、来月のWWDCではどんなサプライズがあるのか注目です。