アメリカで開幕した「WWDC 2015」で、Appleが、Macの次期OS Xとなる、El Capitan(エル キャピタン)を正式に発表しました。
WWDCでは、新しい音楽配信サービスの「Apple MUSIC」や「iOS 9」に関する発表をするなど、大きな注目を集めていますが、その中で、MacのOSについても概要が明かされました。
個人的には、現時点で最新のOS X「Yosemite」にもアップグレードしていないのですが、今回のEl Capitan(エル キャピタン)にはそれなりに注目しています。
予断ですが、MacユーザーのYosemiteアップグレード率は、ここまで55%だそうです。
ちなみに、WindowsユーザーのWindows8.1へのアップグレード率は7%だそうです・・・。
10を早く出したい気持ちも分からないではありません。
El Capitan(エル キャピタン)でMacはどう変る?
Appleが、今秋登場を予定していると発表した次期OS X「El Capitan(エル キャピタン)」
これまでの何が変るのか気になるところです。
・Spotlightで自然語による検索が可能に
ファイルを探したりメールの検索をする際に、普段使いの話言葉の入力での検索が可能となります。
「去年の4月のメールを探したい」といった検索語でも確認することが出来ます。
・フルスクリーンで複数ウインドウの管理
フルスクリーンの状態で様々ウインドウを別々に表示させ管理を容易にする機能です。
こんな感じになるそうです。
ウインドウのサイズも自動リサイズ可能になるとのことで、一つ一つマウスでサイズ調整する必要がなくなるのはありがたいかも。
・グラフィック機能の向上
現在、iOSなどのゲームアプリで採用されている、MetalのMac版となる、Metal for Macが搭載されることで、パフォーマンスが大きく向上するとのこと。
グラフィックのみならず、PDFのプレビューも今と比較して4倍程度の高速化が実現できるそうです。
PDFのプレビュー表示が早くなるのは何気に嬉しいかも。
その他、インターネットブラウザの「Safari」やメールの機能の使い勝手の向上が盛り込まれており、Macユーザー注目の新OS Xです。
エル キャピタンは、OS X開発者向けのβ版は、現地時間6月9日から提供が始まり、一般向けのβ版が来月7月から提供され、無料でのアップグレードは、今秋から開始される予定と発表されています。
私もついに、OS Xのアップグレードをするときがきたのかもしれません・・・。(Mavericks・Yosemiteスルー中です)