ここ最近、MacでAppleのブラウザ『Safari』を使ってウェブサイトを見ていると、突然ページが表示されず真っ白になってしまう現象が続発。
度々、『Safari』のアップデートがあったりしましたので、真っ先にその影響かと思ったりしました。
念のため、Googleの『Chrome』でも、『Safari』で真っ白な表示になったタイミングでウェブページを開いてみると、なんと結果は同じでした。
そうです。『Safari』に問題があったのではなく、ブラウザが違っても同様のトラブルが起きているのです。
こうなってしまうと、ブラウザの強制終了では回復せず、その都度Macを再起動という状況になっていました。
このトラブル、めったにないならまだしも、そこそこの頻度で発生するような状況でした。
自分が作業などしているときであれば、まだ我慢できますが、打ち合わせなどの最中に発生したら、バツが悪いところです。
再起動そのものの時間は短くても、その場の空気がちょっと変わるのは避けられません。
ということでその原因を究明することにしました。
Macのブラウザが真っ白になるのはセキュリティソフトが原因と判明
結論から申し上げますと、タイトルにもあるように、今回のブラウザが突然真っ白になってしまうトラブルの原因は、「セキュリティソフト」でした。
Macのこういったトラブルの場合は、本当に『Safari』が原因となっている事例がこれまでにもありましたが、今回は色々とチェックした結果、私がMacにインストールしているセキュリティソフト『ESET Cyber Security Pro』が原因であると判断。
そこで実際にESET関連とブラウザトラブルを検索してみると、Mac環境で特定のWebページが表示されない、通信が遮断される現象などが発生する事例を発見。
ただ、その対象OSを確認してみると「Mac OS X 10.5〜10.10」とありました。
私が使用しているMacは、「macOS Sierra 10.12.6」になります。(最新のHigh Sierraにはまだしていません)
そこだけみれば対象ではないことになりますが、念のため対処方を実施することにしました。
ESETの公式サイトには、いくつか対処法が記載されていましたが、ひとまず「80番ポートの検査機能の無効化」をおこなってみました。
ESETで80番ポートの検査機能の無効化をする手順
まず、『ESET Cyber Security Pro』のメイン画面を開き、向かって左のメニューから「設定」を選びます。
1番上にある「webアクセス保護」の右側にある「設定」を開きます。
開いたページの中断にある「HTTPプロトコルで使用するポート:」にある数字の頭にある「80,」を削除します。
すると、上記の画像にあります「8080,3128」に表示が変わります。
最後に変更を保存するかの確認がありますので、OKして完了です。
ひとまず、これだけを実施して様子をみることにしました。
そうしたところ、ほぼ毎日に近い状況で発生していたブラウザ真っ白問題が、2週間近く経った今もまったく発生していません。
このままもう少し様子を見た上で、「間違いない」と判断しようと思います。苦笑
Macをご利用で同様の問題が発生しているかたで『ESET Cyber Security Pro』ご利用の際は、一度チェックを。
ESETは動作が軽くて大好きなのですが、MacのOSが新しくなるたびに対応に苦慮している様子が時折伺えますが、めげないでいただけましたら幸いです。